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2021.04.28(更新日:2023.12.15)39,184 view

宿泊レポ|2021年4月29日オープン!「ノーラ名栗」に潜入しました!

宿泊レポ|2021年4月29日オープン!「ノーラ名栗」に潜入しました!

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こんにちは!GLAMPICKS編集部です。
2021年4月29日、埼玉県飯能市にある、北欧サウナとBBQをテーマにしたアウトドア体験施設「ノーラ名栗」に、グランピングエリアが新しくオープンするとのこと!
当編集部も早速お邪魔させていただきました。本記事では、実際の宿泊体験をリアルにレポートします。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね^^

「ノーラ名栗」とは

ノーラ名栗の入口

ノーラ名栗は、埼玉県飯能市の名栗湖の近くにある…

ちょっと待って!そもそも「名栗湖」ってどこにあるの?どんな場所?

名栗湖

名栗湖は、埼玉県県営第1号のダム「有間ダム」によって誕生したダム湖です。静かな湖面に定評があり、釣りや、カヤック、サイクリング、ハイキングなど外遊びを存分に楽しめる場所です。

北に一つ峠を越えれば有名観光地の「秩父」がありますが、名栗地域はまだ観光地としては穴場。あまり混むこともなく、ゆったりとした山あいの穏やかな風景を楽しめるところでもあります。

ノーラ名栗のサウナエリア

<ノーラ名栗・サウナエリア>

そんな名栗地域にある「ノーラ名栗」は、昨年度の夏にオープンした、北欧文化を体験できる複合アウトドア施設です。

フィンランド式のテントサウナや、野外BBQ、週末にはマルシェやイベントを楽しめるチルスポット。

ノーラ名栗・グランピングエリア

<ノーラ名栗・グランピングエリア>

さらに、2021年4月29日から宿泊のグランピングエリアもオープンされます。

そんな大人向けのチルな雰囲気を楽しめる「ノーラ名栗」のグランピングステイ、一体どんな時間を過ごせるでしょうか?編集部は早速プレオープン期間中に体験してきました。その実際の様子をご紹介いたします!

■旅のタイプ:アラサーグループ3人旅

■時期:4月下旬

■天気:晴れ~曇り

アクセス

都内から90キロ弱なので、車なら1時間40分ぐらいで行けます。埼玉県はもちろん、神奈川県からもアクセスしやすいです。

ノーラ名栗・近くのバス停

<ノーラ名栗・近くのバス停>

また、近くまで路線バスが走っています。公共交通機関でも、2時間ぐらいで行けますのでとても便利^^

(移動には、時間とお金があまり掛からないのが嬉しいところですね!)

DAY 1 15:00~チェックイン

われわれは今回レンタカーを使って、新宿から13時過ぎに出発し、15時前にはノーラ名栗に到着しました。

ノーラ名栗のBBQエリア

<ノーラ名栗・BBQエリア>

入場したら、まず目の前に現れるのが日帰りのBBQスペース。全体的に空が開けており、向うの山々を眺められ、解放感たっぷりです。

4月下旬の晴れた午後は、ポカポカ陽気で少し初夏の気分を味わえした。

ノーラ名栗の受付棟

<ノーラ名栗・受付棟>

そして、チェックインはリーダーに任せて、メンバー2人が場内をぶらぶら…

ノーラ名栗のテントサウナ

サウナエリア・見事の陽ざし!笑

BBQスペースの横にはフィンランド式のアウトドアサウナです。サウナ室は日帰りで1棟貸し切り(3時間)利用できます。サウナの横にプールもあり、交互浴で整う時間。

ノーラ名栗のプール

<ノーラ名栗・プール>

宿泊者はチェックインしてから夜9時までサウナ利用できますが、アラサー3人組は日中の水着姿が恥ずかしいので、昼間のサウナを見送り、夜に利用するこにします、笑。

ノーラ名栗のカフェ&ショップ

<カフェ&ショップ・YAMASEMI>

そして、入口の横に「YAMASEMI」というカフェ&ショップがあります。広々とした店内はとてもおしゃれな雰囲気。手作りのお菓子や地域の農産物、眺めて楽しい生活雑貨もたくさん。

ノーラ名栗・テラス席

<YAMASEMIのテラス席>

カフェには心地よいテラスも備えております。

山々を抜ける優しい風が運んできた春の香りと一緒に、地元のクラフトビールを一杯いかがでしょうか?笑。

ぶらぶらしている間に、チェックインの手続きが終わりました。

それでは、部屋へGO!

DAY 1 15:30~お部屋へ

ノーラ名栗・グランピングエリアへの入口

<グランピングエリア・入口>

「ノーラ名栗」では、宿泊エリアと日帰りエリアは完全に分けられている仕様です。宿泊エリアの入口にオートロックのドアがあり、ICカードでタッチして入る感じです。これは、夜の防犯面も安心ですね^^

ノーラ名栗・グランピングエリア

<ノーラ名栗・グランピングエリア>

グランピングエリアに入ると、なんと外の日帰りのお客様でワイワイする雰囲気から一変!全体的に落ち着いた大人の感じで、心地いい音楽が流れています♪

山を背中にした客室はわずか10棟という、ゆとりのあるつくりです。目の前が開けている里山風景。解放感もたっぷりです。

ノーラ名栗のグランピング客室の全景

<グランピング客室>

じゃじゃん、今回私たちがお邪魔する部屋はこちらです。100㎡近くのプライベートデッキに、皇帝テントの寝室とダイニングスペースがゆったり配置されております。

ノーラ名栗のテント客室内

<テント客室内>

テントの中は完全ホテル仕様、笑。インテリアも落ち着いた大人の雰囲気です。通常はシングルベッド2台ですが、宿泊の人数に応じて寝具を用意してくれるようです。

エアコン、冷蔵庫、空気清浄機も完備!もう、テントをテーマにしたおしゃれなホテル部屋ではないか?笑

関東グランピング ノーラ名栗

ちょうと夕方ぐらいの時間に、テントに木漏れ日が落ちていました。ゆらゆらする葉っぱの影が、風の形を教えてくれます。何回を見ても、心が癒やされる、飽きない風景ですね。

グランピング客室の食事スペース

<ダイニングスペース>

お食事のスペースには、屋根とビニールカーテンが付いております。これなら、万が一の雨でも安心ですね!

そして、子供にも、大人にも人気なハンモックでございます。

ハンモック

<ハンモック>

早速、全員が乗ってみました、笑。

ノーラ名栗の眺望

こんな景色を見ながら、ハンモックでゆらゆら。癒やされる~~~

ひとまずお部屋を見学し終わったら、隣接の「さわらびの湯」で湯治タイム。

さわらびの湯

<さわらびの湯>

新緑に輝く森に囲まれたお風呂は、気持ちいい^^

DAY 1 18:00~夕食タイム

少し日が暮れると、場内の中心に焚火のしつらえがされました。

ノーラ名栗の焚火エリア

<グランピング場内の焚火スペース>

この時間は針葉樹の薪を使用されたようで、炎がとても豪華に燃え上っています。たまたまこの日が満月なので、焚火と満月のコラボを見ることができました^^

そして、いよいよ待望の夕食タイム。グランピングの夕食は北欧風BBQ「kokko BBQ」のヨキプランです。お風呂に入っている間、スタッフが先にお皿などをセットしてくれました。

ノーラ名栗の食器

<食器>

ホコリや花粉などの汚れを防ぐために、ラップを掛けてくれています。ワイルドなイメージであるアウトドアでも、細かいところまで行き届いた心使い。やはり「ノーラ名栗」は、ホテル並みのホスピタリティですね。

ノーラ名栗のBBQグリル

<WeberのBBQグリル>

BBQグリルは本場アメリカでも人気なWeberを採用されています。かなり大きい!さすがのアメリカンサイズ、笑。

ノーラ名栗の食事

<前菜>

前菜には、野菜のバーニャカウダ、スープシチュー、マッシュポテト。

どれも、シンプルな味付けですが、素材の美味しさを感じます!

ノーラ名栗の食事

<BBQプレート>

そして、メインのBBQプレートが来ました!

オージービーフのステーキ3枚、グリッリマッカラ3本(フィンランド語のソーセージ)、国産豚バラ3枚、ベーコンマッシュルーム3個、そして、季節の野菜。

盛り付けも綺麗で、食欲アップ。

ノーラ名栗の食事

すでに味付けされており、焼くだけで美味しく仕上がります。

ノーラ名栗の食事

<ビーフステーキ>

豪華なステーキが3枚一緒に「ジュッーーー」

ノーラ名栗の食事

Weberグリルの焼き網がかなり面積が広く、網のピッチもちょうといい感じに設計されており、食材が落ちる心配もありません、笑。

野菜達がゴロゴロ、美味しく仕上がり♪

どの食材もシンプルでありながら、手の込んだ仕込みをされており、とても美味しかったです!ボリュームもあって、胃の戦闘力弱めのアラサー3人はお腹いっぱいでした、笑。

DAY 1 20:00~ナイトタイム

ノーラ名栗の夜景

夜になると、敷地全体がライトアップされ、とてもムーディーな雰囲気に。

そして、お腹いっぱいの我々三人は、初めてのアウトドアサウナに向います。

実は私、サウナが苦手で…どうしても息苦しくてすぐ出たくなります><

ですが、せっかく(仕事)なので、テントサウナに入ってみました。

ノーラ名栗のテントサウナ

<テントサウナ1号棟>

あっ、あつい!

ただ、通常のドライサウナより、湿度が高く、息苦しさが緩和されます。ぐっと耐えている間に、仲間が焼き石にアロマ水を掛け、「ジュー」という音で水蒸気が一気にテント内充満しました。

すぐ汗だくになり、めっちゃ楽にデトックスできた気分でした、笑。

テントサウナから出ると、夜風がとても気持ちよく感じます。

ノーラ名栗のリラックススペース

<リラックススペース>

星空を見上げながらの外気浴。心もデトックスされた気分でした。笑。

ノーラ名栗の焚火

サウナでカラダを温めたら、再び焚火エリアへ。

夕方の豪華の炎より、この時間は広葉樹の薪を使用されているようで、炎が安定しおり、煙も少ないです。

なぜか焚火を見ると落ち着きますね~人間の本能でしょうか?笑。

ハーブティを飲みながら、仕事で来た3人はまたまた、ずーと仕事の話をしました(汗

途中、他のお客様のわんちゃんも、なんと焚火に興味があったようで、遊びに来ました。とても人懐っこい子で、私たちともいっぱい遊びました、笑。

やっぱり、焚火という共有スペースが素敵ですね^^

夜のノーラ名栗のテント客室

夜が段々深くなり、一層冷え込みました。エアコンをつけたテントに戻ると、ぬくぬくしてとても快適。ランタンを消して、就寝タイムへ。

*

名栗湖周辺は人気のツーリングスポットでもあるので、夜はバイクの走行音が聴こえます。私は特に気にせずにすぐ寝つけましたが、音に敏感の方は耳栓を持参しても良いかもしれません!

DAY 2 5:30~目覚め

よく朝、目が覚めたら、まず気づいたのが鳥の鳴き声です。これは、まさかの「小鳥の囀りで目覚める」ということでしょうか?

「自然に目覚めたい!」という願望はようやく叶えました。これも、アウトドアの一つの魅力ではないでしょうか?

早朝のノーラ名栗

この日は空全体に雲が掛かっていましたが、遠くの山と山の間に少しだけ抜けている部分があって、昇った太陽と一緒に空の色も徐々に変化し、ハンモックに座って、ぼぉーとしながらしばしばその景色を楽しみました。

今になると、やらず後悔しているのは、早朝の名栗湖散歩でした。朝の湖はどんな感じでしょうか?やっぱり朝霧で神秘的なのかな?

「ノーラ名栗」から歩いてすぐなので、次回は、散歩してみたいですね!

DAY 2 8:00~朝食

8時前に、スタッフより朝食が届きました。北欧風の朝食ボックスとフリードリンク。

ノーラ名栗の朝食

<フリードリンク>

コーヒーや、お茶、ジュースなど。ちょっとした野外ドリンクバー。

ノーラ名栗の朝食

オープン!オムレツ、ハーブいりの粗びきソーセージ、ミニクロワッサン、ミニパン、サラダ、ヨーグルト。個人的に、シンプルな味付けですが、カラダに優しくて美味しかったです!

最後もう一回ハンモックに乗って、朝のゆっくりした時間を過ごしたのち、チェックアウトしました。東京に近い分、なんと12時前に帰宅できましたので、残りの日曜日はゴロゴロして過ごしました、笑。

最後に

キャンプ場のような大自然に囲まれたフィールドですが、客室、共有設備、お食事、サービスなどは全てホテル水準です。不便や、虫、汚れなど、少しネガティブに感じるキャンプ要素は、運営側の努力やホスピタリティによって、ほとんど気にならないと思います。

さらに、アウトドアサウナや、焚火など大人向けの外遊びコンテンツも用意されています。場内に流れる音楽の選曲もセンスがよく、地中に埋め込んだアンプから出した音質もGoodです。

大切な仲間と一緒に、焚火を眺め、星空と音楽に包まれながら、日頃だと言えない本音も自然と話せたり、一緒に過去を振り返ったり、笑ったりする、かけがえのない時間へ…

以上、「ノーラ名栗」の宿泊レポートでした。

気になる方はぜひチェックしてみてっくださいね^^

ノーラ名栗

【住所】〒357-0112 埼玉県飯能市下名栗607-1
【チェックイン/チェックアウト】15:00 ~  /  ~10:00
【電話】042-978-5522
【料金】オープン特別価格:1泊2食付15,000円~/人(税込・1室大人2人利用時)

詳しくはこちらへ →

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