ザファームへ行こう!
ザファームさんについての昨シーズンの滞在レポートはこちらから!
どうやって行く?
ファミリー層でとっても話題になっているらしいグランピング施設のザ・ファームは千葉・成田空港の近くにあります。
女子旅となると、郊外にありがちなグランピング施設への交通手段はいつだって気になるところ。
今回私たちはワイルドに横浜からレンタカーを借りていきましたが、東京駅・浜松町駅から出ている高速バスで行くことができ、高速バスの時刻に合わせて最寄りのバス停”栗源バス停”までザファームさんの送迎バスが運行している模様です! 詳しくはこちら
誰でもみんな安心していくことができますね!!
ザファーム周辺のおすすめスポット!
早めにザファームさんに着いて探索しようと思っていたのですが、あいにくの雨だったため、チェックインの前に頑張って車を運転してきた特権である寄り道をしてきました。
ザファームテラスというザファーム施設内にあるスイーツなどを提供するお店は平日休みとのことで、おやつタイムに立ち寄ろうと思っていた”1K sweet potato”。ザファームと同じ、千葉県香取市にある”恋する豚研究所”内にあるスイートポテトやさんです。
2時ごろ到着するも、すでにベニハルカは売り切れ。購入した種類も数えられる分しかありません。お纏め買いのお客様が来たら終わってしまうところでした、セーフ!
ベニアズマ・ベニコマチのスイートポテトをそれぞれ1つずつ購入し、2階の木の香り漂うイートインスペースで食べました。
ひとつひとつかわいいフォントのお芋の名前が刻印されていて、甘すぎず笑顔のこぼれるお芋の魅力を最大限に活かしたおいしさがあふれたスイートポテト。
千葉のお芋、千葉の卵、千葉の牛乳を使用していてまさに地産地消。ストーリーもあって、こんなおいしいお菓子が多くの人に愛されないわけがないですね・・・!
お芋は香取市の名物だそうでこの後車を走らせながら町のいたるところでお芋の文字やのぼりを見かけました!
また、ここの”恋する豚研究所”さんのレストランでは、名の通り恋する豚さんの豚肉を使用したハンバーグやしゃぶしゃぶなどのごはんもいただけます。お肉などを購入できるスペースもありました。
次回はぜひお腹を空かせて寄りたいところです。
ザファームのスタッフさんもこのレストランがザファームの施設外だと一番おすすめだとおっしゃっていましたよ!
ザファームにチェックイン!
雨が止まない・・・そしてやっぱり寒い・・・と少しネガティブな気持ちになりつつザファームに到着!
早速フロントでチェックイン!
チェックインは椅子に座り、オレンジが添えられたモクテルのサングリアという、おしゃれでおいしく温かいウェルカムドリンクをいただきながら、施設の案内やアクティビティなどしっかり説明いただきました。初めてのザファーム滞在で不安なこともあったので、そのホスピタリティーに早速感動っ!
ホテルと違ってグランピングはある程度の自発性が求められるので、情報が適切に提供してもらえることはとても助かります。また、ちゃんと情報がまとまったプリントもいただけるので、度忘れしても大丈夫!!
*それにしても敷地が大きく、MAPの写真を撮っておくか、手にプリントを持っておいて慣れるまで随時チェックするのがおすすめです(笑)
また、その日と翌日にできるアクティビティなどを紹介いただきました。3月までの冬季限定サウナに行くことを決めていたのですが、他にもファミリーでも楽しめるたくさんのアクティビティが用意されていて誰でも楽しい時間が過ごせるようになっていました!
早速テントへ!
私たちは、グランピングといえばのベルテントのお部屋”リバーサイド”を予約しました。
いい感じの小川を渡って、14番のテントへ!肝心のベルテントがBBQスペースで正面からみえない!笑
BBQスペースは雨でも大丈夫なビニールによる完全防備型。中にも薪ストーブと石油ストーブが設置されており、夜のBBQの寒さも大丈夫そうだ!
さて、テントの中はというと・・・シンプルで、ちょっとアウトドア小物感×ナチュラルテイストの小物感で、かわいいそして適温!
身長170センチにはベットに行こうとすると頭がテントにあたってしまいますが、このミニマム感?セキュア感?も含めてベルテントはかわいかったり、安心感があったりします。
ちゃんとアメニティもしっかり用意されていて、エアコンであたたかく保たれていて、テント泊でも快適な空間と生活が担保されていてこれこそがグランピング!ありがたいです。
ひととおり感動したところで、チェックインの時に借りてきた、カラフルフラッグと、カラフルライトを飾り付けてみました。
*フロントにて
シンプルな内装なので、どこに引っ掛けよう!?となりつつ私たちはセンターポールと椅子に引っ掛けてつるして、
ライトを外につけました。(やはり正面からうまく撮れない・・・!)
他にも何か自分たちでかわいい雑貨を持ってきてオリジナルのグランピングな空間を作るのも楽しいですね!
冬季限定グランピングサウナに滑り込み!
ザファームさんのグランピングサウナについての詳細はこちら!
3月末いっぱいまでの冬季限定らしいグランピングサウナは、朝と夕方に体験できます。雨でやることがないので、チェックイン後の楽しみとしてちゃんと濡れてもいい服装&水着を準備してきました!
今は、テントゾーンではなく、コテージゾーンでサウナが行われていました。
サウナは結構男性が好むものなイメージだったたり、息苦しくて私は苦手なものだったのですが、体験記を見てなんか私でも楽しめる気がして、楽しみにしていました。
さっそく元気な女子たちがサウナを体験していてアウェイ感がなく、安心(笑)
ポンチョとタオルとビーサンはお借りできるので、水着&寒いので濡れてもいいTシャツと短パンに着替えて早速サウナへ
泊まるテントと同じベルテント内でのサウナは、ほどよい暖かさ。そして、スタッフさんが定期的に白樺の葉っぱを浸した水を熱せられた石にかけて蒸気を発生させて、大きなうちわで仰いで熱と香りを充満させてくださるのですが、最高にいい香り!
そのようなスタイルをフィンランド式サウナというようですが、このスタイルのサウナはハマりそうです!
そこまで熱く感じないのに、汗が噴き出しているようなデトックス感覚でした。
ひととおり温まったところ、もっと狭いテント内でのサウナも体験しませんか?とおススメされたので移動。
さらなる熱風をスタッフさんが吹き荒らしてくれました。
あ、そろそろのぼせそうだなーと思い外へ。
外は小雨で少し寒いし、水風呂は苦手なのでそのままボーっとしようと思ったところ、ぜひジャグジー入って下さいね!とお声がけいただき透明ドームテント内のジャグジーへ。
適温なジャグジーで汗を流し、ちょっとセレブ気分(笑)
なんやかんやしていたらいい時間になってしまったのでシャワー浴びることなく着替えてテントに戻りました。
お借りしたガウンのフードを被ると自分がテレタビーズにしか見えない件w
いざ、夕食!BBQタイム
サウナでゆるゆるな気持ちになったところでBBQの時間が来ました。機材はお部屋にあるので、具材をフロントに取りに行きます。
その際にドリンクをオーダーできますが、あまり種類がないので持ち込んでもいいかもしれないですね!
(その場合は冷蔵庫がないので、クーラーボックスなど用意したほうが良いです!)
また、追加の具材オーダーも可能ですが、食の細い方ではない私でも正直デフォルトメニューで十分でした。
まずはBBQスペースを暖める!
食材とオーダーしたドリンクと、薪ストーブの薪を持ってテントに戻ります。
まずBBQスペースが寒いので薪ストーブをつけるところから始めました。アウトドア初心者にも優しく、火のつけ方のマニュアルがあるので、それを見ながら火をつけていきます。
薪ストーブの火をつけるのは多分初めてで、火を扱うからか、なぜか緊張・・・
雨なので杉の葉っぱを使うことができず着火剤に火をつけて杉の木を焚べていきます。意外とすぐストーブらしくなりました。
薪ストーブがあれば、石油ストーブは不要かな?と思っていたところ、BBQうまくできてるか巡回してくださっているスタッフさんに薪ストーブはそこまであたたかくならないんで石油ストーブつけておきますね!と言われました(笑)
けど、アウトドアしてる感大事◎そして温度も大事◎(笑)
ご飯食べたあとのティータイムは、お部屋にあったケトルを、使わずアウトドア用のやかんを持参していたので薪ストーブの上でお湯を沸かしたりて、アメニティのココアやコーヒーを楽しみました!ただ、継続して薪ストーブに火を焚き続けるのは大変…
大変で時間がかかってもひとつひとつの過程をローペースでやるアウトドアはほっこり感が増しますね。それだけでなく、災害にも強い人になれそうな気がして逆にこれからの時代、逆に必須なサバイブスキルなのではないかと思いました。
私のような似非キャンパーはグランピングを通じてスキルアップをはかっていこうかな?なんて!
BBQ開始!
BBQスペース内のあたため完了したので、食材を保冷バッグから取り出して、いただいた本日のメニューを見ながら調理法を確認。
わかりやすいかわいい説明書きに沿ってサラダを作ったり、肉を焼いたりしていきます。
早速、BBQの炭火は薪ストーブ同様簡単に火をつけることができました!
酸素の供給がちゃんとされるように工夫して炭を置いたらめっちゃファイヤー!まずはなんとなく野菜から。
バーニャカウダ用の野菜を焼いていきます。
次はお肉。豚肉に比べて牛肉がでかすぎる、、、
シャカシャカサラダを作って、野菜スープを注いで、バケットも炙ってできあがり。おいしそうにできました◎
全部美味しかったですが、特にサラダのトマトの美味しさが飛び抜けていてびっくり!!
食べても食べても牛肉が減らないジレンマを抜け出しおいしく最後まで完食!
BBQコンロやお皿などはそのまま洗わず、箱にしまっておいていいとのことでさすがグランピング、いたれりつくせりです。
雨天時はお部屋でスモアタイム!
夕方は一度雨が止んでいたものの、またぱらついてきてしまい、夜の焚き火タイムは雨天中止になってしまいました。
本当は焚き火でぬくぬくスモアがしたかったのですが、お腹いっぱいだけどBBQの火が消える前にスモアタイムーー!
ザファームさんでは、普通サイズのマシュマロと、クッキーではなくクラッカーとチョコチップが配られました!
カナダ仕込みのスモアガチ勢の私は巨大マシュマロではないことに少しがっかり・・・(笑)
(次は巨大マシュマロ持参します!!)
スモアなのにクラッカー?と思いましたが、塩気がいい感じ!別腹に染みるバランス!!
チョコチップもうまく熱で溶かしてクラッカーに塗って挟んでも良いですし加工の自由さはBBQスタイルならではですね!
冬グランピングに欠かせない(と勝手に思ってる)温泉タイム!
ザファームに宿泊すると施設に隣接する入浴施設のかりんの湯を滞在中何度も入ることができます。
かりんの湯の入口にもたくさん千葉の名産などが並んでいてお風呂に入る前から品定めモード、、、ザファームさんの中にはまとまったお土産販売エリアがないので、お財布を持ってぜひゆっくり立ち寄ってお土産を選ぶのも◎
グランピングで、温泉がついてることだけでハッピーなのに、宿泊者用に受付横にメイク落としから乳液までアメニティがおいてありました◎
ちょっとテントサイトから離れているので部屋から持ってくることを忘れても、わざと持ってこなくても(笑)問題ありませんね!部屋に備え付けてあった歯ブラシなどの各種アメニティもこちらにもおいてありました!ありがたい。
温泉は露天風呂やサウナもあり、広々としていました。
また、着替えスペース内に牛乳販売機があり、服を着るにはまだ体がほてっているなんてときに冷たい牛乳を飲んでクールダウンできちゃう贅沢
そして、だいたい浴場やホテルに備えついているドライヤーって全然風が出なかったり、髪がバッサバサになったりすることがありますが、100円で5分間dysonのドライヤーが使えました!完璧に乾燥させて、翌日も寝癖なく朝を迎えることができました。感動!
*テントエリアのトイレ内にもきれいなシャワー個室が2つありました。サクッとシャワーを浴びたいときはこちらを利用するといいですね!
テントに雨が打ち付ける音を聞きながら就寝
温泉から帰ってくるとどんどん雨が強くなり、寝るころには結構な大雨。
雨とみんなの薪ストーブやBBQからの煙でテントエリアが幻想的なことになっていました。
テントに戻り、テントに打ち付ける雨の音を聞きながらの就寝。
大雨の音に思わず笑ってしまいましたが、私は波の音などが心地よく感じる人間なので自然の音の中で眠るのは問題ないのでとても最高でした。
起床からの朝の野菜もりもりビュッフェ!
テントでの目覚めは安定の最高
テント泊の良さは、朝と言っても過言ではありません!!朝起きるのが苦手な人間ですが、テント越しに差し込む太陽光で室内が明るくなって目が覚めるこの瞬間はとても最高です。
今回も無事アラームより先に目が覚めました。とはいえゴロゴロしてしまうんですが、、、幸せなひととき!
そして、グランピングだと客室内にトイレ、洗面台やドレッサーがないというちょっとした欠点がありますが、テントサイトのトイレに併設されている化粧直しスペースがライトもティッシュもドライヤーも完備されていてパーフェクト。
さらには5人分のスペースがあるため、友達と一緒に並んで身支度をすることができます。逆に同時に身支度ができて、むしろ女子旅的にとてもありがたい!
楽しみにしていた朝ごはんビュッフェ
気をつけていても野菜不足になりがちだなあと思うことは多く、朝ごはんビュッフェをとても楽しみにしていました!
どれもフレッシュで甘みが強いお野菜が多く、お野菜だけで心身ともに満たされます・・・!
色々な黒板をみながら自分流のおしゃれな朝ごはんを作ることができます!
窓から見える景色もとてもよく、どのメニューも気になってしまって、だらだらとビュッフェタイム終了あたりまで居座っていました。
普段朝ごはんにこんなに時間とれないからいいですよね・・・!
グランピング施設だと朝からご飯を作るコンテンツを提供しているところもありますが、朝が弱い私はグランピングしても朝ビュッフェは嬉しいところです◎
チェックアウトから施設内をお散歩
チェックアウトは10時!
朝ごはんをしっかり食べた後、鍵と南京錠と荷物を持ってチェックアウト。
なんと、今度は晴れますように!と、次回宿泊時に使える割引券をいただきました(´;ω;`)
なんてホスピタリティ。もちろん、また来ます!!!!!!宣伝しまくります!!!!!と誓いました。
終始、スタッフの皆様のおもてなしや、快適に楽しむための工夫がいたるところに光っていてとても感動しました。
そりゃ、予約の取れない施設になりますよね・・・
他のお部屋も気になる・・・!
10時のチェックアウトを終え、11時の収穫体験(宿泊費込のアトラクションです!)まで時間があったので、構内を歩いてみたところ、森の中にもテントがあるのを発見!
チェックアウト時間過ぎているので近づいてみたところ、清掃中のスタッフさんが声をかけてくださいました。
森の中で虫とかヤバそう・・・と思ったのですが、スタッフさん曰く逆に周りに客室がないから、音楽を流したり周りを気にせず宿泊できるのでとても人気ですよ!!とのことでした。確かに!
そして木に囲まれていて秘密基地感もすごい・・・!
あとはテラスが一段高いところに設置されているテントのお部屋・・・!
他にも様々な種類の客室があり、また来ないと!!いろんな人を連れてきたい!と思うばかりです!
ザファームの目玉アクティビティ”収穫体験”
宿泊グループは1袋分のお野菜の収穫体験がついてきます。
チェックイン後の時間とチェックアウト後の時間から選んで参加することができます。
前日が雨だったため、チェックイン後にして正解でした!雨もやみ、そこまで寒くない中での収穫体験。気合が入ります。
どろどろにならないように、シューズカバーをつけて(工場か!)軍手もお借りしていざ!
私たちは、おそらくサラダ用ほうれん草、春菊、ニンジンを収穫しました。
ほうれん草は3株、春菊は10本、ニンジンは5本と2人で分けても使いきれるか・・・という量を収穫!
収穫の仕方はスタッフさんが親切に教えてくれるので心配無用!
ちいさな参加者が頑張ってニンジンを収穫しているシーンにみんなでほっこりしたり、巨大な作物に驚いたり。
普段何気なく食べているものを、ただ収穫するだけなのに、これだけ盛り上がるんだなあ、自然は偉大だ!と思いました。
帰宅後、新鮮なままはやく食べたいと思い、夜ご飯はほうれん草をサラダにしました。
ほうれん草なのに火を通さなくても全然癖がなく、おいしくて、ドレッシングもかけずアボガドとポンカンと一緒にむしゃむしゃ食べました!
(残りのお野菜をどうやって楽しもうか考え中・・・スタッフさんに聞けばよかったなあ~)
まとめ
噂には聞いていたのですが、ザファームさんのホスピタリティと提供するアクティビティはどれもオーガナイズドされていてとっても楽しく素敵なひと時を過ごすことができました。
春休みの時期とあって、学生さんと思われるグループも多く、若者たちがはしゃいで野菜とセルフィ―している姿に、なんてイケてるんだ!!と思いました。
グランピング施設という観点で興味を持ったのですが、”アグリズムパーク”としてグランピングコンセプトが確立されていて素晴らしく、日本の農業を取り巻く環境がもっとキラキラしたものになればいいな、なんてより壮大なテーマでわくわくする経験になりました。
誰にでもおススメできちゃうザファーム、ぜひ皆さんも行ってみてください!
施設情報
THE FARM | ザファーム
千葉県香取市西田部1309-29
施設紹介ページはこちら