グランピングサウナ体験レポート
現地にて受付を済ませて早速、THE FARM(ザファーム)のグランピングサウナ体験へ。
スタッフさんに案内されて到着した場所がこちらです。
サウナ(1)
一見、外観だけ見るとサウナには見えません。
……が、煙突がテントから突き出ているのが確認できます。
スタッフさんに話を伺うと、一般的なベルテントをサウナ仕様に改造したそう。そして、このグランピングサウナはサウナー専門ブランドを展開する「TTNE(ティーティーエヌイー)」が監修。本格的ですね。
グランピングサウナは、宿泊者なら無料で体験可能。かわいいフード付きポンチョとビーチサンダル、汗を拭くバスタオルを借りることができます。
ただし、持ち物について注意点が1つ。
水着などの濡れてもいい服装は現地にて用意がないので、サウナ体験をされたい方は忘れずにもっていきましょう!
ということで、、、
まずは持参した水着に着替え、その上にお借りしたポンチョを羽織ります。
準備ができたら、さっそくグランピングサウナの中へ。室内はこんな感じ!
広い!
写真では伝わりにくいかもしれませんが、8人は余裕で座ることのできる広さです。奥には薪ストーブがあり、ストーブ上には石が熱されています。
フィンランド式サウナは、この石(ストーン)に水をかけて熱い水蒸気を発生させ、室内全体の温度を上げる仕組み。水蒸気で室内を温度調整をしているためか、乾燥による息苦しさがなく、スーパー銭湯などのサウナが苦手な私でも、これなら数十分以上入っていられそうな心地よさです。
椅子に腰かけ、ぼんやりと目を閉じて暗闇のなかにいると、雨音が聴こえてきました。どうやら外では小雨が降ってきたよう。そのまま、目を閉じてグランピングサウナに入っていると、テントのコットン生地を叩く雨音が心地よく、サウナの中にいるのに野外にいるような感覚。
時間を忘れてリラックスした結果、テントの外に出たときには30分ほどが経っていました。
外に出ると、蛇口がついたカラフルなお水が置いてあります。
これは「デトックスウォーター」。
後日知ったのですが、デトックスウォーターは野菜やフルーツ、ハーブをミネラルウォーターに入れて作る海外セレブの間で流行中のドリンクとのこと。確かに、見た目もオシャレなんですが、味もほのかに甘くすっきりしていて飲みやすい。水分がサウナで熱された身体にしみわたります。
水分補給が済んだら、サウナ横にある水風呂のジャグジーが目に入ります。サウナで汗をかいた後は水風呂が欠かせません。サウナ→水風呂→外気浴→サウナ→水風呂→外気浴と繰り返すことで、「整った」リラックス状態を体感できるそうです。
ただ、、、
水風呂が苦手な私はいったんスルーし、テント横の椅子に座り、外気で身体をゆっくり冷まします。
自然の中でボーっとしていると、「水風呂代わりに、川に浸かるという方法もあります」とTHE FARMのスタッフさんが教えてくれました。
*
外気浴で休んだあと、
続いて2回目のグランピングサウナ体験へ。
THE FARM(ザファーム)には、もう一つサウナテントがあるんです。
サウナ(2)
「これぞ、グランピングサウナ!」という見た目です。
入口をめくると、中は少々こじんまりしていて4人ぐらい座れる広さ。
さっそく中に入っていきます。
さきほどのサウナと比べると、室内が狭いからか、こちらのグランピングサウナの方が室温が高いようです。中級者・上級者向けな感じがします。
室内は暑いものの、先ほど同様に一般的なサウナと違って乾燥していないので居心地がいいです!息苦しくならない。
さらに、こちらのテントには窓もついており、外の景色を眺めることもできます。
バケツに水には、なにやら葉っぱの束が浸けられています。
これは「ヴィヒタ」というものでフィンランド式サウナには欠かせないもの。白樺の枝葉の束で、白樺を浸した水を熱したストーンにかけて水蒸気にすると、サウナの内がいい香りでいっぱいになります。まるで森林浴している気分!
さらに、白樺から出るオイルには肌の引き締めや保湿効果があるそうです。
という感じで、2回目のグランピングサウナも大満足!
身体がいい感じに温まった後は、再び外へ。
そして、そのまま──
川へダイブ!!
最初は、川を流れる井戸水が冷たく感じましたが、身体が慣れてくればなんともいえない心地よさ。自然の中で心身ともにリフレッシュさせることができました。
以上、グランピングサウナの体験レポートでした。
自然を全身で感じることができるTHE FARM(ザファーム)のサウナ体験、ぜひみなさまもお試しください。
おまけ
夜はいっそう幻想的になりますよ!