『ties Camp Ground Nagiso』と南木曽町について

自然豊かな南木曽町にあるties Camp Ground Nagiso
ties Camp Ground Nagisoについて
『ties Camp Ground Nagiso』は、長野県木曽郡南木曽町にある1日5組限定のグランピング施設です。
施設の後ろにはヒノキと杉の森、目の前には一面に広がる田畑。
夕方は山間に沈みゆく夕日を眺め、夜は空いっぱいに広がる星空が堪能できる開放的な場所でした。
長らく日本の地方に住んでいながらも、自分の見ていない日本の景色はまだあったんだな……。と感動しました。

森が9割を占める南木曽町
215.93㎢もの面積を持つ南木曽町は、94%が森林で占められている自然豊かな町です。町の中央には木曽川が流れ、清流と木々の音が優しく響き渡っていました。
町にいるだけでしっかりとマイナスイオンを感じられる、そんな場所でした!
(これは夏に来たらもっと気持ちいいはず!)
中山道の中間地点にあるties Camp Ground Nagiso

ハイキングをしながら泊まれるties Camp Ground Nagiso
旧街道を歩いてたどり着くグランピング
この施設の最大の特徴は、国指定史跡の歴史の道「中山道」の道中にあること!
中山道は当時の宿場町を残し、江戸時代の古き町並みを楽しめるハイキングコースです。日本国内のみならず、国外の方にも大人気で、多くの海外の方が歩かれてました!
ties Camp Ground Nagisoに泊まる方のハイキングコース例
ties Camp Ground Nagisoに泊まる方のハイキングコースは以下のような進み方です。
「馬籠宿」(まごめじゅく)と「妻籠宿」(つまごじゅく)を歩いて移動
↓
ties Camp Ground Nagisoに泊まる
↓
「野尻」方面へ進み、野尻駅で電車に乗り、「木曽福島」まで移動
↓
木曽福島で1泊
↓
「藪原」方面へ進み、「鳥居峠」を通って奈良井に到着
というコースでみなさん楽しまれるようです!
※最近は奈良井から出発して馬籠宿まで行く逆のルートを歩く方も増えているそうです。
※もちろん、車で観光しながら宿泊するのもアリです!
※Googleマップ上では、徒歩と電車で約13時間のハイキングができます
今回、編集部は車で移動したため駐車場が完備されている馬籠宿と妻籠宿を観光しましたが、どちらも江戸の町並みがしっかりと残っており、当時の面影を感じられました。
中山道自然歩道ご案内
※馬籠観光協会より
どちらも1kmほどの道に町並みが並んでいたので、短時間で終わらず充実した時間を過ごせましたよ!
【宿泊前の観光】坂道に並ぶ江戸の町並み『馬籠宿』

最初に馬籠宿を観光!
編集部はties Camp Ground Nagisoへ行く前に馬籠宿を訪れました!馬籠宿の駐車場や実際の様子をレポートしていきます!
おすすめの駐車場
馬籠宿の駐車場はいくつかあるのですが、今回、駐車場はB-1を選びました。比較的広いスペースで、駐車もしやすかったです!
B-1の駐車場から出て左手に向かうと、馬籠宿の通りへ行けましたが、町並みの終点あたりに出てしまうので、通りの最初から歩きたい!という方はA-2あたりがおすすめです!
(駐車料金等はとくにありませんでした)
※マップに駐車場の番号は表示されるので、「馬籠宿 駐車場」を調べていただくと表示されます!
※2026年4月時点、駐車料金はA-1のみかかります。詳しくはからご確認ください。

坂に並ぶ江戸の町並み
馬籠宿は坂に江戸の町並みが並んでいるのが特徴的で、通りのはじめ辺りに大きな水車が回っています。途中に飲食店も多くあったので、ランチもとれますよ。
(お蕎麦屋さんが多くありました!)
また、和風スイーツやコーヒーを楽しめるカフェも何件かあったので、小休憩にもぴったりな場所も◎

当時から残された家屋や実際に屋内が公開されている建物もあり、風情を感じられる場所でした。
私自身、金沢や京都といった古い町並みが残る観光地も行ったことがありましたが、これだけ長い距離で一気に楽しめたのは初めてでした。
ちなみに、急な坂道がずっと続くので、歩きやすい靴と服で来るのがおすすめです!
古い町並みに加え、ご当地のお茶や五平餅を楽しめたのでしっかりと五感で楽しめる観光地でした!
編集部撮影ギャラリー

坂道に続く江戸の町並み

馬籠宿の通りにある郵便局

お土産の購入を楽しめるお店

お蕎麦を味わえるお店

馬籠宿観光案内所

立派な松が並ぶ通り

馬籠宿の通りを登りきった地点
ties Camp Ground Nagisoに泊まってみた感想
ついにties Camp Ground Nagisoへ!
南木曽町の奥にある施設
馬籠宿をしっかりと観光したのち、ついにties Camp Ground Nagisoへ!
マップに目的地を設定し、ナビ通りに進んでいきます。
※施設までの道のりを写真付きでご紹介しております。詳しくは下記からご確認くださいませ。
お車でのアクセス

進んでいくと、施設の看板が見えました!

到着!
駐車場は管理棟の前を過ぎていくとありました!

滞在の流れ

管理棟でチェックイン
車から降り、チェックインのために管理棟へ向かいます。
こちらの管理棟は築150年の古民家を改装したものとなっており、囲炉裏や立派な梁から風情を感じられる場所でした。


また、とてもきれいな流し台やお手洗い、シャワールームを備えております!
(シャンプー・リンス・ボディソープがシャワールームにはありました)


他にもキッチンツールやランタンを無料で貸し出しています!
歯磨きセットや耳栓のアメニティもあったので、ご希望の方は管理棟からお持ちください。

木曽の山々を眺められるテント客室
全部で5棟あるties Camp Ground Nagisoのテント客室。
それぞれのお部屋に、屋根付きのBBQスペースと焚き火台があります。室内はヒーターやクーラー、除湿機と快適さを守るための設備はバッチリ!

今回は直径6mのベルテントに宿泊しましたが、かなり広々としていてスペースに余裕がありました。テント間の距離も離れていたので、隣の客室を気にせずに泊まれたのも良かったです!

BBQスペースは雨漏り対策のためにしっかりとした造りに。木漏れ日が優しく照らしてくれます。

お手洗いは先ほどご紹介した管理棟の他に、屋外にもお手洗いがあります。
新設したばかりなのでとってもキレイ!

旅の疲れを癒す手作りの足湯
ties Camp Ground Nagisoではハイキングの道中に泊まる方が多いとご説明してきましたが、長距離を歩いてきた旅人にとって、嬉しい設備があります!
それは……、“足湯”です!

ヒノキを使った支配人お手製の足湯となっており、足を入れると「ほっ」とできるちょうどいい温度。さらに、お湯は循環しているので常にきれいな状態を保っています!
足湯に入りながら、木曽の山々に沈みゆく夕日を眺められます。

BBQをしながら焚き火を囲んで語らう時間を
足湯で癒されたあとは、BBQで楽しい時間を!基本的には素泊まりとなりますが、食事オプションとして「和牛セット」をご用意しています。
【メニュー】(1セットあたり2〜3人前)
・和牛焼肉 (和牛ロース、和牛バラ、国産鶏もも肉) 500g ・ぼんじり×4本
・豚串×4本
・フレッシュサラダボウル
・おにぎり×2個
※10〜6月は限定メニューとしてお鍋のご用意も!
なお、サラダはついていますが、BBQで焼く野菜はついていないので野菜も食べたい方は事前に買い出しをしていくことをおすすめします!

炭火でBBQを楽しめるので、キャンプらしい事ができるのも魅力。炭3kgと着火剤は施設に用意しております!


BBQグリルの横には焚き火台があり、お好きなタイミングで楽しめます。管理棟に薪ステーションがあるので、自由に薪を持っていけますよ!
編集部が泊まったときは4月の終わり頃でしたが、夜はかなり冷え込みました。そのため、何か羽織れる上着を持っていくことをおすすめします!

また、周りが木に囲まれておらず町にも照明が少なかったため、満天の星空を楽しめましたよ。
街灯が一切ない夜に、ポツリ、ポツリと浮かび上がるテントの優しい灯り。思わず言葉を忘れて見入ってしまうほど幻想的でした。
中山道の歴史を感じるノスタルジックな雰囲気とはまた一味違う、モダンでムーディな時間がここには流れていました……。

お腹いっぱいになったあとはシャワーを浴びて、ヒーターで温まっているテントでおやすみなさいzzz
自由に楽しめる朝食
翌朝、テントを照らす優しい陽の光で目覚めました。身支度をして朝食を作ります。
朝食も食事オプションとして頼むことができ、自分で調理をしていきます。

【メニュー】(1セットあたり2〜3人前)
・食パン8枚切
・ジャム
・バター
・ベーコン4~6枚
・スライスチーズ1袋
・ウインナー1袋
・卵6個
・グラノーラ小×2
・ヨーグルト
・バナナ
・オレンジ
・牛乳500ml
・オレンジジュース×2
・自家焙煎コーヒー豆50g
キッチンツールは管理棟にそろっているので、自由に持ち出して調理をしましょう!
ガスコンロはお部屋に用意しているのでお手軽に楽しめました!(2口なのでとっても便利!)

編集部は今回、ホットサンドとグラノーラ入りヨーグルトを作って食べました。天気が良かったのでウッドデッキで食べたのですが、朝の爽やかな風が吹き抜け、日常では絶対できない体験だなぁとしみじみ感じながらモーニングを楽しめましたよ。

朝食を済まして、朝の足湯を楽しんだら10:00にチェックアウト!

すぐ後ろに森を構え、目の前に開放的な山々の景色が広がっていたties Camp Ground Nagiso
奥地に施設を構えていたため、知る人ぞ知る秘境!といえるグランピングでした。
【宿泊後の観光①】木曽川本流が流れる柿其渓谷

夏にピッタリ!清流が流れる柿其渓谷
チェックアウト後、まずは柿其渓谷を訪れましたのでご紹介いたします!

柿其渓谷について
柿其渓谷は木曽路に複数ある渓谷の中でも特に美しいと言われ、春はツツジやシャクナゲ、秋は紅葉と四季折々の季節が楽しめる場所です。
森の中を進んで吊り橋を渡り、さらに奥地に進むと柿其川本流が流れ落ちる牛ヶ滝に、そこから林道を40分ほど進むと展望台から眺められる霧ヶ滝があります。
※南木曽町観光協会より
※柿其渓谷観光案内図

圧巻の美しさを誇る牛ヶ滝
編集部は今回、牛ヶ滝まで行ってきました!滝へ向かう道中は急な階段が複数あったので、馬籠宿同様に歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
清流は滝へ向かうにつれてエメラルドグリーンの色へと変わっていき、滝へ向かう途中もしっかりと景色を楽しめました。

滝が見える場所に到着!滝が流れ落ちる音が響き渡り、心地よい空間でした。
上まで登ると休憩できる屋根付きのスペースもあったので、霧ヶ滝まで向かいたい方はここで一休みしてから向かうのもいいですね!

川遊びが楽しめる透き通った柿其渓谷
滝を鑑賞する以外にも、夏は川遊びとして大変人気な柿其渓谷。
吊り橋下や滝へ向かう道中に、流れがそこまで急ではない且つ浅瀬の場所があったので、安全な場所を選んで遊びましょう!
※吊り橋下への道は傾斜がありますのでご注意ください。
※水量や流れは天候により異なります。
透き通った水はとても冷たく、夏に入ったらとんでもなく気持ちいいだろうなぁ……。と考えながら足を入れて少しだけ遊びました笑
川底の石はヌメリがあり滑りやすかったので、足をすべらせて転ばないように気をつけましょう!
【宿泊後の観光②】古き良き町並みが並ぶ妻籠宿

最後に訪れた観光地!妻籠宿
帰宅する前に、中山道に残るもう一つの宿場町“妻籠宿”へ!
駐車場について
妻籠宿も馬籠宿同様、駐車場をご用意しておりますが、どの駐車場も駐車料金がかかります。(普通車:500円)
編集部は今回中央駐車場を利用しましたが、現金払いでしたので現金を用意しましょう!
※駐車料金や駐車可能台数について詳しくはこちら

400年に及ぶ、保存されてきた町並み
妻籠宿は昭和51年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、自然や街道を含め当時の宿場景観がしっかりと保存されています。
壮大な山々を背景に並ぶ古き良き建物。江戸時代から残る長屋*があり、囲炉裏や梁、土壁などの内装も当時の状態が保たれていました。
*長屋⋯2戸以上の住戸が壁を共有して連なった日本伝統の集合住宅

「妻籠宿本陣」や「脇本陣奥谷」、「歴史資料館」と歴史をしっかりと学べる場所も整備されており、ただ見るだけでなく知ることも。妻籠宿のツアーも開催されているので、参加するのもおすすめです。
また、四季折々のイベントや装飾が施されており、編集部が行ったときには5月の節句の飾りがされていましたよ!
妻籠宿でもショッピングや食事をお楽しみいただけます!木曽の伝統工芸品を購入できたり、手作りの「お六ぐし」や「めしびつ」などの木工製品も。ローカルなものを購入できるので、お土産としてぴったりなものがそろっています。

飲食店は和食がメインで、ソフトクリームが食べられるちょっとしたカフェのようなところも!甘いものを楽しみながら妻籠宿を散策するのもいいですね!
編集部ギャラリー

妻籠宿をのんびり観光

町の有形文化財の下嵯峨屋

貴重な江戸時代の長屋遺構である熊谷家住宅

5月の節句の展示
日本の歴史を学べるグランピングをぜひ!
今回は、グランピングといっしょに周辺観光をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
ただ、アウトドアを楽しむだけでなく、日本の歴史に触れられるties Camp Ground Nagiso
「ゆったりと観光をしたい。」「まだ知らない日本を知りたい。」という方にぜひおすすめのグランピングです。
新たな視点に立って、ぜひグランピングを楽しんでみてください!
ties Camp Ground Nagiso
住所:〒399-5301 長野県木曽郡南木曽町読書4698-2
IN:15:00-17:30
OUT:10:00
休業:冬季休業(12月〜3月中旬)
ties Camp Ground Nagiso
編集部員
200施設以上見てきた視点でご紹介
新潟県出身の編集部員。支配人から直接話を聞いたり、実際に泊まったりして皆様にグランピングの魅力をお伝え!
私独自の視点で正直に全て紹介し、何にも縛られないフリーなスタイルでライティングしています。